〔14〕進行形
日本語訳が、「~ている」「~ていた」なら、ほぼ進行形なので、「be動詞+ing」 の形になります。
≪瞬間的に変えることができること≫が「be動詞+ing」で進行形です。
たとえば、「今、彼はテニスをしている」の「~ている」は進行形です。動いている真っ最中で、やめようと思えばやめられる状態であるからです。この場合、テニスをしているのをやめることはできて、「今この瞬間に変えられること」といえます。
ただ、「~ている」でも例外はあります。≪瞬間的に変わらないこと≫です。たとえば、
Ken resembles his father in appearance.
→ケンは、見かけがケンのお父さんに似ている。
Tom belongs to the soccer team.
→トムはそのサッカーチームに属しています。
いずれも、「~ている」ですが、≪瞬間的に変わらない≫ので、be動詞+ingにはなりません。「似ている」「属している」「知っている」「所有している」からは動きが感じられません。
その他、「be動詞+~-ing+時を表す副詞句」には、相手との約束やチケットの手配までしているような「はっきりしている予定」の状況でも使われます。
I’m meeting her there at five.
→私は5時にそこで彼女に会うことになっている。
また、「be動詞 ~ing」で、その後に「時を示す副詞句」がない場合、「その場で生まれた意志未来」になります。
I’m coming! → 今、そっちに行くよ。<まだ移動を開始していない>
〔14〕進行形