〔42〕 仮定法 例文解説

Lesson42 仮定法

(1)If it rains, we will be at home.

【条件節=仮定法ではない】

 If=「もし~」、it=「(天気を示すitで訳さない)」、rain=「雨が降る」、we=「私たちは」、will=「(これから)~する、~だろう」、be=「いる」、at home=「家に」

→もし雨が降れば、私たちは家にいます。

(2)If it snowed here, we could ski.

【事実に反する】

 If=「もし~」、it=「(天気を示すitで訳さない)」、snowed=「雪が降る<過去形でも日本語訳は現在>」、here=「ここに」、we=「私たちは」、could=「~できるだろう<過去形でも日本語訳は現在>」、ski=「スキーをする」

→もしここに雪が降っていれば私たちはスキーをすることができるでしょう。

(3)If I had studied harder, I could have passed the exam.

【事実に反する】

 If=「もし~」、I=「私が」、had studied=「勉強していたら<日本語訳は過去なので、had+過去分詞>」、harder=「より一生懸命に」、I=「私は」、could have passed=「~に合格することができただろう<日本語訳は過去なので、助動詞の過去形+have+過去分詞>」、the exam=「その試験」

→もし、もっと一生懸命に勉強していたら、私はその試験に合格することができたでしょう。

(4)If it should rain tomorrow, we would put off our trip.

【事実に反する】

 If=「もし~」、it=「(天気を示すitで訳さない)」、should=「万が一~(なら)」、rain=「雨が降る」、tomorrow=「明日」、we=「私たちは」、would =「~だろう<過去形でも訳は現在>」、put off=「~を延期する」、our trip=「私たちの旅行」

→万が一、明日雨が降ったら、私たちは旅行を延期するでしょう。

(5)If the sun were to rise in the west, I wouldn’t do such a thing.

【事実に反する】

 If=「もし~」、the sun=「太陽が」、were to=「(もし)~というようなことがあっても」、 rise=「昇る」、in the west=「西に」、I=「私は」、wouldn’t=「~ないだろう」、do=「~をする」、such+名詞=「そのような…」、a thing=「一つのこと」

→もし太陽が西から昇るようなことがあっても、私はそんなことをしないでしょう。

(6)He said that if he were me, he would do that.

【事実に反する】

 He said that…=「[that以下]ということを言った」、《that以下が仮定法なので時制の一致の影響を受けない》

 【that節が事実に反する】if he were me, he would do =「もし彼が私であれば、彼はそれをするだろう」

→もし彼が私であれば彼はそれをするだろうと彼は言いました。

(7)I wish I were a bird.

【事実に反する】

 I wish+仮定法=「~であればなぁ」、 I=「私が」、were=「~である<過去形でも日本語訳は現在>」、a bird=「1羽の鳥」

→私が鳥であればなぁ。

(8)I wish she could have come with me.

【事実に反する】

 I wish+仮定法=「~であればなぁ」、she=「彼女が」、could have come=「来ることができていた<日本語訳は過去なので、助動詞の過去形+have+過去分詞>」、with=「~と一緒に」、me=「私」

→彼女が私と一緒に来ることができていたらなぁ。

(9)If only I had apologized to her at that time.

【事実に反する】

 If only=「~さえいればなぁ」、I had apologized=「私が謝っていた<日本語訳は過去なので、had+過去分詞>」、to her=「彼女に」、at that time=「その時に」

         →その時に私が彼女に謝ってさえいればなぁ。

(10)She talks as if she knew everything.

 She talks~=「彼女は~話す」、【事実に反する】as if~=「まるで~のように」、she=「彼女が」、knew=「~を知っている<過去形でも日本語訳は現在>」、everything=「あらゆること」

→彼女はまるであらゆることを知っているかのように話します。

(11)He looks as if he had been suffering from a terrible disease.

 He looks~=「彼は~見える」、【事実に反する】as if ~=「まるで~のように」、he=「彼が」、had + 過去分詞=「~した<日本語訳は過去なので、had+過去分詞>」、be動詞+~-ing=「~ている」、suffer from~=「~で苦しむ」、had been suffering from~=「~で苦しんでいた<日本語訳は過去なので、had+過去分詞>」、 a~=「ある~」、terrible=「ひどい」、disease=「病気」

→彼は、まるでひどい病気で苦しんでいたかのように見えます。

(12)If it were not for your help, I could not solve the problem.

【事実に反する】

 If it were not for~=「もし~がなければ<過去形でも日本語訳は現在>」、your help=「あなたの助け」、I=「私は」、could not solve=「~を解決することができない<過去形でも日本語訳は現在>(だろう)」、the problem=「その問題」

→もしあなたの助けがなければ私はその問題を解決することができないだろう。

(13)If it had not been for your help, I would have failed the exam.

【事実に反する】

 If it had not been for~=「もし~がなかったら<日本語訳は過去なので、had+過去分詞>」、your=「あなたの」、help=「助け」、I=「私は」、would have failed=「~に失敗しただろう<日本語訳は過去なので、助動詞の過去形+have+過去分詞>」、fail=「~に失敗する」、the exam=「その試験」

→もしあなたの助けがなかったら、私はその試験に失敗していただろう。

(14)It is high time you went to bed.

 It is high time+《実際には行われていない動作》=「もうとっくに~する時間だ」、

【事実に反する】you went to bed=「あなたは寝る<過去形でも日本語訳は現在>」

→もうとっくに寝る時間ですよ。


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