英文法ノート⑱ There is~の文
ⅰ)be動詞は「~がある、いる」という「存在」の意味を表す。
「the book」「He」など「特定」のものが主語(S)のときは、
「S + be動詞」で、「Sは~ある、Sは~いる」の意味。
The book is on the chair. →その本は椅子の上にある。
They are in the park. →彼らは公園にいる。
※この場合、is(are)の直後に来ることが「相手に伝える新しい情報」。①では「その本は、床でも机でもなく『いすの上』にある」、②では「彼らは図書館でも学校でもなく『公園に』いる」ことが最も伝えたいこと。
ⅱ)「a book」「apples」など「不特定」のものが主語のときは、
「There is + 単数名詞」 = 「~がある(いる)」
「There are + 複数名詞」 = 「~がある(いる)」
There is a book on the table. →テーブルの上に本がある。
There are five dogs in the park. →その公園に5匹の犬がいる。
※There is(are)の直後に来るものが、相手に最も伝えたいこと。①では、「テーブルの上にあるのが、鉛筆でも財布でもなく、『本』である」、②では、「公園にいるのは、猫でも猿でもなく、『5匹の犬』である」ことが相手に最も伝えたいこと。
ⅲ)「There is (are) ~」の文の
否定文は、be動詞の直後に「not」を置く。
There isn’t a meeting here today. →本日、ここで会合はありません。
疑問文はThereとbe動詞の語順を入れかえて、
「Is there ~?、Are there ~?」の形にする。
Are there any candies in the box? →箱の中にキャンディーがありますか?
Yes, there are. / No, there aren’t.→はい、あります。/いいえ、ありません。
〔18〕 There is~の文