英文法ノート⑤ 冠詞1
「特定」ならthe、「不特定」ならa
ⅰ)「特定」の対象を話題にするとき、つまり、その場の状況から、
自動的に一つに特定される場合、名詞の前にtheをつける。
例)「そのペン」「そのリンゴ」など、会話の中で共通認識されている
→「単数、複数」に関係なく「the」がつく。
ⅱ)「不特定」の対象を話題にするとき、数えられる名詞(単数の場合)に
はaがつく。この場合、「あるペン」「あるリンゴ」など、「どのペン
なのか」「どのリンゴなのか」と特定されていない。
※ 「a」は、母音(a, i, u, e, o)で始まる名詞の前では「an」に変わる。
例)an apple、an orange、an eagle (=ワシ)
注)つづりではなく、発音が母音の場合。
an hour (時間) 「hour → アゥワー」
a university (大学) 「university → ユニヴァーシティー」
単数 |
複数 |
数えられない名詞 |
|
特定 |
the apple |
the apples |
the apple juice |
不特定 |
an apple |
apples |
apple juice |
〔5〕 冠詞Ⅰ