〔36〕 関係代名詞Ⅰ 英文法ノート

 

 英文法ノート㊱  関係代名詞1

 

 関係代名詞は、次の2種類の条件によって決まる。

・修飾される名詞(先行詞)が「人」なのか、「モノ」なのか。

・関係代名詞を含む節(下の例の[  ]で囲まれた部分)の中で、主格

(~は)、目的格(~を、~に)、所有格(~の)のいずれであるか。

 

ⅰ)「主格」の関係代名詞:

修飾される名詞(先行詞)が「人」→who

      (日本語訳)では、関係代名詞は訳さないが、

       英文を読むときは、「その人は」と訳していく

 

修飾される名詞(先行詞)が「モノ」→which

(日本語訳)では、関係代名詞は訳さないが、

英文を読むときは、「それは」と訳していく

 

[  ]のなかで、主語(「~は」「~が」)の働きをしている。

一般的に犬などの動物は「モノ」に含められて、

関係代名詞whichを使うことが多い。

 

   a friend [who lives in New York]  

       友達 [その人はニューヨークに住んでいる]

→(日本語訳)ニューヨークに住んでいる友達

 

   a picture [which was painted by Picasso]

     絵 [それはピカソによって描かれた]

→(日本語訳)ピカソによって描かれた絵

 

ⅱ)「目的格」の関係代名詞:

修飾される名詞(先行詞)が「人」→whom

       (日本語訳)では、関係代名詞は訳さないが、

英文を読むときは、「その人に、その人を」と訳していく

修飾される名詞(先行詞)が「モノ」→which

         (日本語訳)では、関係代名詞は訳さないが、

         英文を読むときは、「それに、それを」と訳していく

 

[  ]の中で、目的語(「~を」「~に」)の働きをしている。

目的格の関係代名詞省略できる

the man [(whom) you met yesterday]  

その男の人 [(その人に)あなたは昨日会った]

→(日本語訳)あなたが昨日会った男の人

the book [(which) I bought yesterday]  

その本 [(それを)私は昨日買った] 

→(日本語訳)私が昨日買った本

 

ⅲ)「所有格」の関係代名詞:

修飾される名詞(先行詞)が「人」「モノ」どちらも→whose

           (日本語訳)では、関係代名詞は訳さないが、

英文を読むときは、その人の~、それの~」と訳していく

 

 [  ]の中で、所有格(「~の」)という働きをしている。

a boy [whose father is a doctor] 

少年 [その人の父が医者である] 

→(日本語訳)父親が医者である少年

        the house [whose roof is red] 

家 [それの屋根が赤色である] 

→(日本語訳)屋根が赤色である家


〔36〕 関係代名詞Ⅰ

  重要ポイント㊱ ⇒ここをクリック!

   例文解説㊱ ⇒ここをクリック!

   リピート学習㊱ ⇒ここをクリック!


英文法ノート 一覧 へ戻る

トップページへ戻る