〔17〕助動詞~決まった言い方
willの過去形would、canの過去形はcouldですが、助動詞を過去形にすることで、(過去の意味ではなく)丁寧な言い方になります。
過去形にすることで、相手との距離が生じ、ストレートではない言い方になります。たとえば、見ず知らずの人に、道を尋ねようとするとき。Can you tell me the way to the station? だと、馴れ馴れしい感じになってしまいます。Could you tell me the way to the station? と言うことで相手と少し距離をおいた感じになります。
逆に、仲間うちでゴハンを食べに行ったときに、Would you~?を使うと、不自然になります。「塩をとってくださいませんか」となってしまう。「塩とってくれない?」=Will you pass me the salt? の方が自然ですよね。
Lesson17 助動詞~決まった言い方
(1)Will you pass me the salt? Here you are.
Will you=「~してくれませんか」、pass=「~を手渡す」、me=「私に」、the=「その」、salt=「塩」/Here you are=「はい、どうぞ」
→塩をとってもらえませんか。はい、どうぞ。
(2)Will you come to our party? No, I won’t.
Will you=「~しませんか」、come=「来る」、to=「~へ」、our=「私たちの」、party=「パーティー」/No=「いいえ」、I=「私は」、won’t=「~つもりはない」
→私たちのパーティーへ来ませんか。いいえ、行きません。
(3)Shall I open the window? Yes, please.
Shall I=「(私が)~しましょうか」、open=「~を開ける」、 the=「その」、window=「窓」/Yes=「はい」、please=「お願いします」
→窓を開けましょうか。はい、お願いします。
(4)Shall we dance? No, let’s not.
Shall we=「(私たちが)~しましょうか」、dance=「踊る」/No=「いいえ」、let’s not=「よしましょう」
→ダンスをしましょうか。いいえ、やめておきましょう。
(5)Will you close the door? Sure.
Will you=「~してくれませんか」、close=「~を閉じる」、the=「その」、door=「ドア」/ Sure=「もちろん」
→ドアを閉めてくれませんか?いいですよ。
(6)Shall I turn on the TV? No, thank you.
Shall I=「(私が)~しましょうか」、turn on=「~のスイッチを入れる」、 the=「その」、TV=「テレビ」/No=「いいえ」、thank you=「ありがとう」
→テレビのスイッチを入れましょうか?いいえ、けっこうです。
(7)Shall we eat lunch? Yes, let’s.
Shall we=「(私たちが)~しましょうか」、eat=「~を食べる」、lunch=「昼食」/Yes=「はい」、let’s=「~しましょう」
→昼食をとりましょうか?はい、そうしましょう。
(8)Shall I turn off the heater? Yes, please.
Shall I=「(私が)~しましょうか」、turn off=「~のスイッチを消す」、the=「その」、heater=「暖房」/Yes=「はい」、please=「お願いします」
→暖房のスイッチを消しましょうか?はい、お願いします。
(9)Let’s go to karaoke together. I’m afraid I can’t.
Let’s=「~しましょう」、go=「行く」、to=「~へ」、 karaoke=「カラオケ」、together=「一緒に」/I’m afraid=「残念ながら」、I=「私は」、can’t=「~できない」
→一緒にカラオケに行きましょう。せっかくだけど行けません。
(10)Let’s not talk to each other about our work.
Deal.
Let’s not=「~しないようにしよう」、talk=「話す」、to=「~に」、each other=「お互い」、about=「~について」、our=「私たちの」、work=「仕事」/Deal.=「(提案に同意して)それで話は決まりだ」
→私たちの仕事に着いてお互いに話さないようにしましょう。わかった(承諾した)。
〔10〕過去形~肯定文