〔5〕 冠詞Ⅰ 重要ポイント

〔5〕冠詞Ⅰ

「特定」しているか、「不特定」なのか。英語では明確に区分されます。

「特定」している場合、名詞の前に「the」がつき、「不特定」(単数)の場合、名詞の前に「a」がつきます。

ここで、「特定」している場合を考えてみましょう。

たとえば、友人同士での会話中「彼は図書館で勉強しているよ」という場合の「図書館」は、「特定」されているので、the libraryとなります。話している者同士、「図書館」といえば、たとえば「駅に併設された図書館」などとお互いにどの図書館なのか「共通認識」していて、特定されているからです。

 別の例を考えてみましょう。旅行で車に乗っているときに「この辺のどこかにコンビニないかなぁ」と言う時は、「どのコンビニなのか」特定されていないので、「不特定」なのでa convenience storeとなります。家にいる時に「しょう油がなくなってしまったのでコンビニで買ってきて」と言う場合はお互いに「どのコンビニなのか(=いつも行っている近くのコンビニ)」を認識していて「特定」されるのでthe convenience storeとなります。

ちなみに、特定でも不特定でもなく「一般論」の場合は、aもtheもつきません。たとえば、「図書館とは、たくさんの本が並んでいる場所です」という場合の「図書館」、「コンビニとは食品日用雑貨など多数の品種を扱う形態の小売店です」という場合の「コンビニ」には、aもtheもつきません。


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